40代4次請けSEだった頃の商流と単価について

転職

こんにちは、さわいです。

この記事では、私が4次請けSEだった頃の商流と単価について記載します。

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30代4次請けSE誕生

私が転職する前のプロジェクトにSES契約で潜りこんだのは30代の頃でした。

その前は2次請けSEだったので、大分転落したことになりますね(笑)

その頃はこんな商流でした。

腐った商流

腐った商流

お客さん

1次請け ←中抜きする。お仕事はお金の管理だけ。お前はエンジニアなのか?

2次請け ←中抜きする尊敬できる人がいたこともありました。

3次請け ←中抜きするいる意味がよく分からない。お前はエンジニアなのか?

4次受け ←ココ! なんでもやるよ!でも給料は少ないよ!

毒ガメ
毒ガメ

↑の文でちょっと毒を吐いたのでスッキリ

お客さんは一人あたり結構な単価を出してるとも聞きましたが

私のところに来る頃には7割がた消えていたようです。

1次請けの人たちは、主にお金の管理だけしていました。

技術も何も持ってなく、会社から放り出されたらどうするんだろう

なんて思ってました。

まあ、私もしがない下請けなので、人のことは言えませんね。

2次請けにはすごいできる人もいて、すごく参考になりました。

そういう出来る人たちの仕事のやり方を見られたのはよかったと思います。

3次請けの人は何のためにいたんですかね。よくわかりません(笑)

そして4次請け底辺の私、という流れでした。

すごい勢いで自動的にお金が抜かれていくので、中抜きが禁止されたら、

日本にある大きなIT企業はどこも大幅減収、減益で立ち行かなくなるんじゃないでしょうか(笑)

ITに限った話じゃないかもしれませんけど。

4次請けの私がやっていたこと

現場の作業はもちろんですが、

途中からはスケジュールを立てて他のメンバを管理したり

他のチームと調整や交渉、お客さん資料を作って説明とかしたり

いい経験をさせてもらったという気もしますが、

報酬に見合ってないだろ、という思いはありました。

そんな風にいい感じで使われていましたが、

単価が上がることもありました。

というか、4次請けに来るときに単価が上がってるということは

上の会社ではもっと単価が上がってるということです…

毒ガメ
毒ガメ

上の会社が自分たちの利益を削ってまで単価を上げてくれるわけがない(笑)

たまに、今厳しいからしばらく単価下げてって言われて、結局元に戻してくれない会社とかもあります。

そんな会社は信用ゼロですよね。今になって思うと。

単価が上がるのは諸刃の剣

単価があがれば、給与もあがる可能性があるのでうれしいのですが、

単価が上がるのは諸刃の剣です。

なぜなら、首を切られる可能性も上がるためです。

歳をとって単価があがったおっさんを

単価の安い若者に変えようという圧力が高まるのです。

「この人がいないとダメなんだ」と頼られる存在になろう

なんて話もあるかもしれませんが、それは

プロジェクト管理上解決しないといけない課題

として取り扱われ、いずれは解消に向かいます。

誰々さんがいないから分かりません、出来ません。なんてお客さんには関係ありませんしね。

そうだ転職しよう

というわけで、いつ切られるか分からない

切られたところで、今の会社では次の現場で単価が高くなるか分からない

単価が上がらなければ、給与もこれ以上増えない。

という、お先真っ暗な行き止まりの状況だったのだろうと思います。

きっかけはまさに待遇の悪化(年収減)だったわけで

これを機に転職することを決意したわけでした。

折も折、IT技術者が不足していて転職市場が活況だという話も後押しして

40代4次請けSEの転職活動が始まるのでした。

4次請けだった頃の積もる話も記憶から薄れつつあるので、少しずつ残していこうと思います。

それでは、また

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